日本でニッサンの歴史に使える日がたった1日しかないなら、座間で過ごすべし。東京の南西、日産の座間の施設の中に、同社のヘリテージコレクションがある。1930年代から2010年代まで、ずらりと並ぶクルマたち。しかもその多くが今も走れる状態だ。僕らはホールをまるごと歩いてきた。38分のツアー全編は上の動画でどうぞ。
【豆知識】日産ヘリテージコレクションのキホン
- 場所:神奈川県、日産の座間事業所の中
- 展示台数:約300台(保管中・修復中を含めると400台超)
- 動態保存:かなりの台数が走れる状態で保たれている
- 見学料:無料(オンラインで事前申し込みが必要)
- 1日の見学者数には上限あり、ツアーは日本語
- 所要時間:ツアーそのものはおよそ80分
【どんな場所?】走れるクルマが並ぶ倉庫
日産ヘリテージコレクションがあるのは、神奈川にある日産の座間事業所の中。展示されているのは約300台で、保管中や修復中のクルマまで数えると、コレクション全体は400台を超える。そしてかなりの割合が、走れる状態で保たれているのだ。見学は無料だけど、オンラインでの事前申し込みが必須。1日あたりの見学者数には限りがあって、ツアーは日本語で行われる。
出典:Wikipedia:Nissan Heritage Collection、Jalopnik、日産ヘリテージコレクション公式。
【ロードカー編】ダットサンからR34まで
ツアーは文字どおり始まりの始まりからスタートする。戦前のダットサン、初期のダットサントラック、そして日本にクルマを根付かせた小さなセダンたち。続いてプリンスのコーナーへ。プリンス自動車工業は1966年に日産と合併し、そのときにスカイラインもやってきた。さらに歩けば、時代が一気に駆け抜けていく。ブルーバード、ローレル、セドリック、ケンメリのスカイライン、ずらりと並ぶフェアレディZ、シルビア、そしてR32からR34まで続くスカイラインGT-Rの列。スカイライン好きなら、ここで足が止まって動けなくなるはずだ。
【レースカー編】ここで誰もが黙る
ホールの奥は、みんなが口をつぐむエリアだ。ラリーで活躍したブルーバードやZ、シェルカラーのスカイラインのレーサー、グループAで名を馳せた青いカルソニック・スカイラインGT-Rの12号車、青・白・赤をまとったニッサンのグループCプロトタイプ、そしてスーパーGTやGT3のGT-Rレースカー。コレクションにはプリンスR380と、ル・マンを走ったR390 GT1も含まれている。
【行く人へ】見学のコツ
- 予約はお早めに。ツアーはオンライン申し込み制で、枠に限りがある。
- ツアーそのものの時間は約80分を見ておこう。
- 広角レンズを持っていこう。クルマ同士の間隔がかなり近い。
【編集後記】歴史を「動く建物」に
たいていのブランドは、歴史をパンフレットの中にしまっている。ニッサンはそれを現役の建物の中に置き、しかも一般の人にタダで歩かせてくれる。これはもう、リスペクトしかない。
スカイライン好きなら、まずは東京のスカイライン特集から。続いて海の向こうのレアなチューナーR32に会いに、桜とトミーカイラR32へ。そして年に一度、ニッサンの歴史がサーキットで息を吹き返す様子は、NISMOフェスティバル2023 at 富士スピードウェイでどうぞ。
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