スタッフォード・モーター・スピードウェイは、コネチカットの森の中にある小さなオーバルコース。6月のある週末だけ、ここがタイヤスモークで埋め尽くされる。僕らは2026年フォーミュラドリフトPROシリーズ第4戦をグランドスタンドから観戦。午後の日差しから、照明の下で繰り広げられたファイナルバトルまで、まるっと見届けてきた。
【豆知識】第4戦スタッフォードのポイント
- 決勝日:2026年6月20日(土)
- 優勝:ジェームス・ディーン(フォード・マスタングRTR Spec 5-FD)、今シーズン初勝利
- 2位・3位:ジャック・シャナハン(BMW E82)、コナー・シャナハン(トヨタGT86)
- フォーミュラドリフト史上初、表彰台がアイルランド人ドライバーだけに
- 予選トップ:ディラン・ヒューズ
- ディーンはこれまでに2017、2018、2019、2024、2025年と5度のチャンピオン
【結果】ディーンが今季初V、シャナハン兄弟が続く
決勝が行われたのは2026年6月20日の土曜日。勝ったのはフォード・マスタングRTR Spec 5-FDのジェームス・ディーンで、これが今シーズン初勝利だ。その後ろにシャナハン兄弟。ジャックはBMW E82、コナーはトヨタGT86。フォーミュラドリフトの歴史で初めて、表彰台がアイルランド人ドライバーだけで埋まった。予選トップはディラン・ヒューズだった。
| 順位 | ドライバー | マシン |
|---|---|---|
| 1 | ジェームス・ディーン(IRL) | フォード・マスタングRTR Spec 5-FD |
| 2 | ジャック・シャナハン(IRL) | BMW E82 |
| 3 | コナー・シャナハン(IRL) | トヨタGT86 |
| 4 | ベン・ホブソン(USA) | フォード・マスタングRTR Spec 5-FD |
| Top 8 | ディラン・ヒューズ(USA) | |
| Top 8 | ブランデン・ソレンセン(USA) | |
| Top 8 | ライアン・ターク(USA) | |
| Top 8 | アウリマス・バクチス(LTU) |
この一戦を終えて、ランキングトップはディーンの149ポイント。以下、バクチス127、ソレンセン107、ジャック・シャナハン106、コナー・シャナハン105と続く(暫定ポイント、正式確定待ち)。
出典:フォーミュラドリフト公式:第4戦リザルト、RACER:ディーンがスタッフォードのフォーミュラドリフト第4戦を制す。
【マスタング時代?】トップ4に2台のRTR
あの週末、僕らはインスタのキャプションにこう書いた。「マスタングが未来のドリフトミサイルになるなんて、誰が思った?」。数字もそれを裏付けている。トップ4にマスタングRTRが2台。ディーンのマシンはオライリーとペンズオイルのカラーリングだ。ディーンはすでに2017、2018、2019、2024、2025年と5度のフォーミュラドリフト王者。スタッフォードの勝利で、2026年のタイトル争いでも再び先頭に立った。
【観客席から】ショートオーバルはとにかく近い
動画ではどうしても伝わりきらないのが、ショートオーバルならではのクルマとの距離感。スタッフォードはグランドスタンドが走行ラインのすぐそばにあって、ツイン走行のたびにマシンが観客の目の前を通過し、スモークがそのまま客席に流れ込んでくる。ナイトセッションになる頃には、照明の光が、最後まで晴れることのなかった煙の雲を貫いていた。タイヤカスとスモークにまみれて帰る、これぞドリフト観戦なんだよね。
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